相続制度がある理由

2014年3月11日 / 未分類

相続制度がなぜあるのかというのは、これはきちんとした理由を根拠をつけて挙げるのは難しく、伝統的に行われてきたことを制度化したという側面はあります。親の財産を子供が引き継ぐという事が古くから行われてきたために、それを制度化したと考えるのが自然です。日本に限らずこのように考えるのが普通なのですが、敢えて理由を考える事もできます。
理由を考えるときには、もしもそれがなかった場合にどうなるのかを考えるのも良い方法です。もしも相続を行う事ができなかった場合には、一人の人が築いた財産は、その人が死亡すれば誰も受け継ぐことができなくなります。そうなると、その財産は誰のものになるのかが問題となるのですが、誰もいなければ国のものになるというのが妥当な考え方でしょう。しかし、国の所有になると考えれば、そもそも私有財産制度が否定されてしまうことになります。
また、全てを国のものにすれば頑張って財産を築くというインセンティブが働かなくなります。それによって経済活動が停滞すると言うこともあり得ることでしょう。このようなデメリットがあり、日本全体の経済や制度そのものを維持できなくなると考えられますから、この制度が今まで存続しているのだと考えられるのです。

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