被相続人の取引の安全

2014年3月11日 / 未分類

相続制度がある理由の1つとして財産と共に権利を相続することが挙げられます。財産だけならその人が亡くなった後でも遺族側で勝手に使えばいいと考える方もいるでしょう。しかしもしその財産が権利を有するものの場合、その人が亡くなった場合にはその権利というのはどうなってしまうのでしょうか。当然のことながら権利は消滅し、そうなると遺族が利用するのではなく、国がその帰属させてその財産を国のものにすることができるのです。そうなればこの相続制度がない場合にはその亡くなった人の財産は全て国がものにすることができるという状況が発生してしまいます。更に場合によっては権利がなくなるということはその独占が早い者勝ちとなることで、そうした財産を狙うことによる事件も起きかねません。なので相続によって相続人が財産と共に権利も相続すれば権利自体は消滅せずに今後利用することが可能となり、その権利に関わる安全も保有することができるのです。。そしてそれはその財産に関わる契約の安全も保証し、財産が株等のものだった場合にはそうした取引も容易にすることができるようになるというわけです。こうして相続制度がある理由として被相続人の権利を相続人に与えることは権利の保有だけでなく、こうした取引をする際の安全も保証できるようになっています。

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